導入事例

Client profile
株式会社きくや美粧堂様
東京流通センター内 East Logistics

美容室向け業務用品専門の大手ディーラー・きくや美粧堂。自社で運営する大規模な物流センター「West Logistics」(岡山)と「East Logistics」(東京)を持ち、全国の美容室へ、日々、美容資材を届けている。

サプライチェーン部 部長
大久保尚彦様

2017年8月、きくや美粧堂の新しい物流拠点
「East Logistics」が稼働した。

旧物流拠点からの移転構想から2年、
「働く人に快適な仕事環境」や「物流の新サービス」といった新しい機能を備え、
きくや美粧堂独自の戦略的ロジスティクスを目指した新・物流拠点。
トヨタL&F東京の物流機器やフォークリフトの製品がその実現を支えている。
East Logisticsの構築を推進した大久保尚彦様にお話しを伺った。

事業拡大計画を実現するための
移転計画

東京流通センターB棟内の、きくや美粧堂East Logistics。シャンプーやヘアカラーなど美容室向けの商材、約1万6000種が整然と並ぶ倉庫。隣のエリアでは50人ほどのスタッフが美容室からの個別の注文商品をカートにひとつひとつピックアップし、梱包・出荷のエリアに運びこまれ次々と出荷される。
「全国にある美容室の数は約24万店舗でコンビニの約5倍にもなります。各店舗が必要とする商材を迅速に届けるのが私達の仕事です。荷物の小口化が進み、件数も増えている中で、会社の成長戦略のひとつとして、今回の流通拠点の移転・拡大となりました」と、大久保尚彦部長は語る。
今回の物流拠点構築で同社が目指したのは「戦略的ロジスティクス」。「弊社の物流を武器とした新しいサービスを生み出せるようなセンターの構築を目指しました。お客さまや社会から、きくや美粧堂は物流が安心だから取引しよう、またはこういう物流サービスを一緒にやりたい、といった動きを生み出していきたいですね」。物流設備を武器にしたオリジナルパッケージ商品などの新サービス展開も視野に入れ、敷地面積は移転前から1.5倍に増床し、1720坪に。拠点構築プロジェクトは、約16社が結集する大規模なものとなり、構想から2年かけて完成した。

理想的な在庫倉庫のレイアウトを
ともに考える

トヨタL&F東京はこのEast Logistics構築にあたり、在庫管理倉庫の構築を担当。きくや美粧堂の在庫の種類は約1万6000アイテム。さらにメーカーからは毎月新商品が発売され、日々、商品の入れ替わりがある。「とにかくアイテム数が多いのでラック数も必要ですし、常に在庫を整理整頓し、効率的にストックしていくことがとても大切になります。そのため、在庫用ラックのバリエーションが多く、柔軟性があることが重要。私達の理想とする倉庫づくりの実現に向けて、トヨタL&F東京と豊田自動織機の方が一緒になって考えていただきました」。
ラック数を増やしながらも通路の幅を最大限狭くし、在庫入れ替えもスムースなレイアウトを工夫。そこで活躍するのがトヨタL&Fの3ウェイフォークリフトだ。パレット部分だけが回転して右、左のラックに積み込むことができるため、フォークリフト自体が回転するスペースが必要なく、その分収納ラックを増やすことができる。
「このフォークリフトがあったからこそ、理想的な倉庫ができあがりました。特殊なフォークリフトなので、スタッフが操作を学ぶためにトヨタL&Fのカスタマーセンターでしっかりと運転講習を受けられるのも安心でしたね」

女性の働きやすさを目指して
カートを開発

East Logisticsは80名のスタッフのうち7割が女性。「物流女子」というネーミングを打ち出し、彼女たちが働きやすい環境づくりや作業ツールの開発を積極的に行っているのも大きな特徴の一つだ。「私達は美容関連の会社です。だから物流現場でも女性の美を大切にしたい。先日はジェルネイルの講習会を開催しました。ネイルがきれいになることに加え、仕事で荒れがちな爪も丈夫になると評判でした」。
トヨタL&F東京は、彼女たちの仕事の相棒となるピッキング用のカート開発にも参加。商品が並ぶラックの間も動きやすい幅、女性でも扱いやすいハンドルの高さ、ピックアップした商品を入れやすい3つのカートの角度や車輪の大きさに至るまで、女性スタッフの声を取り入れて作られたカートは、名付けて「3lim(スリム)カート」。これまで利用していた通常のショッピングカートや一般の倉庫用の大きくて重いカートに比べ、とても扱いやすいと評判に。女性にやさしい職場は、働く人にとっても大きな魅力となり、スタッフ採用面でも好循環を生み出している。

トヨタL&F東京は
「いつも近くにいてくれる存在」

約2年間に渡って進めてきたEast Logisticsの構築の過程では、移転場所の選定、前物流拠点の資材の移転・撤去なども含まれる。「トヨタL&F東京の強みはやはりなんといっても豊田自動織機と連携した物流に関する情報量の多さだと感じています。特に移転の候補地探しでは数多く提案いただき、最終的に決めるまでに様々な候補地を一緒に回ってベストな選択をすることができました。いつも近くにいてくれて、何かを相談したいときにすぐに話ができる存在ですね」
現在、East Logisticsでは3ウェイフォークリフトのほか3台のトヨタL&Fのフォークリフトが稼働中。実際に使っているスタッフの人たちが愛着を持って使ってもらえるよう、日々のメンテナンスでもリレーションを深めている。
「私達は物流現場で働いている人も美しく、物流全体のイメージも美しくしていきたい。トヨタL&Fでも『日本の物流美』をキャッチフレーズにされていますよね。物流のイメージも美しくしていってもらいたいですね」
時代とともに変化する東京の物流現場。そこには新しい物流戦略のニーズも生まれ続ける。トヨタL&F東京は、トヨタの総合力と、きめ細やかな提案で、お客さまの目指す事業展開を支えている。

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